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NTTの転勤廃止について思うこと
NTTが転勤・単身赴任を廃止するらしい。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6405608
コロナの副産物としてリモートワークが浸透したことによるものだろう。 この点、コロナは社会にプラスの影響も与えていると言えるかもしれない。
間接部門などを地方の中核都市に移転することも予定しているようだ。 地方(福岡)出身の身として、この点が最も気になった点で、とても喜ばしく思っている。
現状、地方では、例え中核都市と言えども(札幌仙台広島福岡あたりを想定している)、一定の所得が保証された、知的労働者の求人需要は少ない。
じっさい、地元(福岡)にいずれは戻りたいと言う友人がいるのだか、都内で戦略系のコンサルをやってる彼からすれば、地方は枠が少なく、足を踏み切れないらしい。
間接部門を含む、大企業の拠点が地方に来れば、それを支える企業も、地方の拠点を拡大したり、新たに拠点設けて、ポストも増えることになるかもしれない。
元から東京に住んでいる人でも、地方、とくに中核都市は住みやすいと感じる人が多いのではないか。 東京では何でも手に入るし、イベントに気軽に行けるし、地方より様々な人にも出会える(裏を返せば、より匿名的に生きていけるともいえる)。
地方では、それが手に入らないように思えるかもしれないが、札仙広福あたりであれば、一定程度はそのような環境は確保される。 そればかりか、東京よりも遥かに快適な生活環境を手に入れることができる。 通勤ラッシュ、高い家賃、長い通勤時間、人混み等… これらのない健康的な生活を送ることができる。
東京と福岡両方で生活したので、これらがないのが如何に素晴らしいことが、身にしみて感じている。
とにかく、地方(札仙広福レベル)に知的労働者の雇用が増えるのはありがたい話であり、この流れが加速してほしいとおもう。 東京に生まれ育った人も、地方に住むことを、一つの選択肢にしても良いのではないだろうか。
この他にも、文化庁の京都移転のニュースなどもあるし、今後の流れに期待したい。